
ガスヒートポンプ(GHP)とは?
室外機内の圧縮機(コンプレッサー)をガスエンジンで駆動し、気化と液化のサイクルを強制的に繰り返し、夏は室内の熱(ヒート)をくみ出し、冬は外気の熱(ヒート)を室内にくみ入れる(ポンプ)運転によって冷暖房を行う空調システムです。ヒートポンプを利用すると、使ったエネルギー以上の熱エネルギーを得ることができるため、大切なエネルギーを有効に使えます。
省電力!だから経費削減
消費電力は電気式の約1/10、発電機能付きGHPの場合は約1/100と、受変電設備が不要となることで契約電力の抑制ができ、大幅な経費削減が図れます。
ガスならではの急速暖房
熱効率の高いガスエンジンを使い、さらにエンジン排熱を効率良く活用していますので、運転開始後、素早く温風を吹き出し寒い冬の朝でもスピーディな暖房能力を発揮します。寒冷地でも霜取りはほとんど必要としなく、無駄、ムラのない暖かさを維持します。
地球環境に配慮した空調機です
オゾン層破壊係数0の冷媒(R410A)を使用し、またガスヒートポンプ(GHP)の廃棄時封入冷媒を回収しやすいように、回収口を設けています。
定期的なメンテナンスが必要です
ガスヒートポンプ(GHP)は、ガスエンジンにより圧縮機を駆動しています。自動車のエンジンを定期点検するのと同様に、ガスヒートポンプ(GHP)用エンジンも定期点検が必要です。